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Friday, April 17, 2020

将来は炭焼き職人に - 日高新報

 みなべ町の新しい地域おこし協力隊員に、大野剛希さん(20)が着任した。今後3年間、製炭技術などを学び、将来は炭焼き職人として独立を目指す。

 高い製炭技術を誇り、全国的に人気がある紀州備長炭だが、みなべ町では人口減少や高齢化で後継者の確保が喫緊の課題。そこで将来町内に定住し、就業や起業する考えを持った都市地域の人を地域おこし協力隊員として募り、山が大好きという大野さんが応募した。

 出身は岐阜県羽島市。愛知県との県境の平野部で、山のないまちで生まれ育った環境が、逆に山への憧れにつながった。中学のころから将来は山の仕事に携わりたいと思い、高校は県立岐阜農林高校に進学。山についての知識を深め、さらに岐阜県立森林文化アカデミーで2年間、山で植林や間伐などを経験した。授業の中で竹炭をつくったことから炭焼きに興味がわき、2年生の昨年5月、本場の和歌山で勉強しようと5日間、みなべ町を訪問。紀州備長炭生産者で県木炭協同組合の原正昭組合長に教わり、8月にも2回、計10日間にわたり炭焼きの一連の流れを勉強したことで、炭焼き職人になりたい気持ちが強まった。

 着任して約半月、「海も山もないところで育ったので、みなべ町の環境は最高で、毎日ワクワクしています」。3年間、原さんの指導を受けて勉強することになっており、「山が好きなので、毎日が楽しいです。みなべ町に骨を埋める覚悟ですので、しっかりと知識と技術を身につけ、将来は立派な職人として独立できるように頑張ります」と張り切っている。

写真=炭焼き職人としての一歩を踏み出した大野さん

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April 17, 2020 at 01:33PM
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