東京・谷中で一番古い寿司店「松寿司」の3代目であり、料理家、フードコーディネーターという肩書を持つ野本やすゆきさん。「料理人は格闘家、料理研究家はプロレスラーだと思っているんです。どっちが上とか下とかではなく、どっちにも良さがある。僕はその両方をやりたいんですよね」。そう語る野本さんは、週末は寿司職人となり、その他の日は、フードコーディネーターとして活躍中。今回は、野本さんだからこそ語れる「おうちおすし」の魅力について聞きました。
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寿司職人 兼 フードコーディネーターになったきっかけ
実家が寿司屋だったので、自然な流れで寿司屋になりました。大学を卒業した後、寿司屋で働きながら調理学校に通って調理師免許を取ったんです。でもこのまま店を継ぐだけではなく、父親とは違った何かをやってみたいなという思いがあって。そんなとき、立ち読みしていた雑誌に「フードコーディネーター」という職業を見つけました。小さな頃からテレビっ子で、料理番組を見るのが大好きだったというのもあって、育成スクールに通い、卒業後はアシスタントスタッフとして働き始めたんです。
週末寿司職人の理由
5年前、突然父が亡くなってしまって、その頃から週末営業を始めました。ちょうど料理研究家として本を出版したり、テレビや雑誌に出始めたりしていたので、フードコーディネーターを辞めるのももったいない、でもお店を守りたいという思いから、3代目になりました。父親にまだやりたいことがあったのも知ってたし、その無念さを勝手に背負っていこうって思ったんです。
それまで好き勝手に生きてこれたのも、父親が応援してくれていたからこそだと思うと、スイッチが入りました。自分から「やるぞ!」という気持ちになったことで、いろんなことが変わりましたね。
魚が旨い!を伝えたい
僕が思うのは、「魚を美味しく食べさせることができる人が寿司屋」なのかなってことなんです。『魚』に『旨』で鮨って書きますし。極論ですけど、僕はそこを目指してやっていきたいんです。
魚を好きな人はたくさんいるし、家で食べたい人も多いと思うんです。でも、家で調理するということにハードルを感じている人は少なくない。だから僕は「魚って手軽なんだよ」ということを伝えていきたいなと思っています。
スーパーで買った魚も下処理をしっかりすれば、びっくりするほど美味しく食べることもできるんです。下処理と聞くと難しそうとか、手間がかかりそうというイメージがあるかもしれないけど、そんなことはなくてとってもシンプルで簡単なものばかり。ちょっとしたひと手間を加えることで、おうちでも美味しい魚を食べることができるんですよ。
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