米プロバスケットボールNBAと下部Gリーグを行き来する「ツーウェー契約」をグリズリーズと結んでいた渡辺雄太が19日、2年目のシーズンを終え、オンラインで報道陣の取材に応じた。渡辺は「成長は感じられたが、目標としていた本契約を得ることはできなかった。悔しさの方が大きい」と振り返った。
今季、Gリーグでは出場全22試合で先発。1試合平均32・7分の出場で17・2得点、5・7リバウンドを記録した。新型コロナウイルスの影響で中断してしまったものの西地区2位の躍進を支え、「ほとんど文句のない活躍ができた」と自負する。
一方、NBAでは出場18試合で1試合平均5・8分の出場、2得点、1・1リバウンドにとどまった。シュート成功率は昨季の29・4%から44・1%、特に3点シュートは昨季の12・5%から37・5%と大きく改善しているものの、「思ったほど確率を伸ばせなかった。3点シュートは4割以上にしたいところ。NBAのコートではまだ少し身構えてしまう部分があり、精神的な部分も強くする必要がある」と話した。
今季でグリズリーズとの契約は…
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渡辺雄太、NBA2年で実感「地味なプレーで職人に」 - 朝日新聞デジタル
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