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Sunday, January 10, 2021

原石の個性を見極めて削り出す職人の技が光る!スマホケースに硯と墨、筆が収まる三原硯石加工生産組合の「土佐硯 スマホ硯」 - @DIME

sanubaripanas.blogspot.com

[三原硯石加工生産組合]
土佐硯 スマホ硯

写真=スマホ硯

 高知県指定の伝統的特産品である土佐硯。その歴史を繙くと、応仁2年(1468)、応仁の乱で京から土佐に逃れた公卿・一条教房は、同地で良質な硯石を発見し、愛用したという記録が残る。その後、原石の存在場所が不明で、幻の硯石とされていたが、昭和41年(1966)、書家の新谷健吉が硯石を再発見したことで硯の生産が始まり、地場産業へと発展した。

ケースには、硯と付属の筆(2本継ぎ)、墨が美しく収まるようになっている。

 土佐硯の原石は、青黒く、細かいキメが整う黒色粘板岩である。書家の間では「墨の下り具合が素晴らしく、麗しい墨色が得られ、座右に置いて愛用したい優品」と評価が高い。

原石は約6000万年前の中生代白亜紀層の黒色粘板岩。「三原硯石加工生産組合」のある三原村の伊崎畑山で採掘される。

伝統と革新の硯

 高知県の西南、幡多郡三原村は、土佐硯の原石の産地である。ここに工房を構える「三原硯石加工生産組合」の品を紹介したい。

大まかに切断した原石の形や石目を見極めながら彫り進めていく。石ごとに微妙な差異があるため、作業には慎重を期す。

 スマートフォンケースに硯と墨、筆が収まる新機軸の「スマホ硯」だ。携行に便利で、手軽に書を楽しめる。スマホ硯に付く筆は、高知市の書道具店『幽玄斎』の写経用。

職人歴6年の壹岐一也さん(43歳)。「別々に作る硯本体と蓋を調和させ、一体にするのが職人の技」と言う。

 奈良「墨運堂」の固形墨を添えてお届けする。

土佐硯加工製作所の外観。

作業風景。

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[三原硯石加工生産組合]
土佐硯 スマホ硯 30,800円

初回限定 10

【スマホ硯】
スマホケースは幅7.5×奥行き15×高さ1.5cm、硯は幅6.1×奥行き12×高さ0.8cm。総重量230g。
筆はイタチ毛、馬毛。スマートフォンケースは合成皮革、TPU。筆と墨が付属。
日本製(スマートフォンケースは中国製)。

■関連情報はこちら

文/DIME編集部

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