
バウムクーヘンで知られるユーハイム(神戸市)が今月、名古屋・栄地区に複合施設「バウムハウス」を開いた。1階はカフェやベーカリーが並び、2階はシェアオフィスという組み合わせ。コロナ禍もふまえ、さまざまな先進技術をとりいれた異色の空間だ。
飲食店4店のうち目玉の一つは、人工知能(AI)搭載のオーブン「テオ」が焼いたバウムクーヘンを味わえるカフェ。テオはユーハイムが開発し、職人の技術を再現できるという。厨房(ちゅうぼう)でバウムクーヘンを焼いている様子も見学できる。商品の注文と支払いは決済機を使い、「完全キャッシュレス」としている。
シェアオフィス部分にはデスクやラウンジのほか、アバター(分身)ロボット「ニューミー」が動き回る空間がある。ロボットを通して、在宅勤務中の同僚とのやりとりや商談ができるという。
バウムハウスの名前は、「バウムクーヘン」に加え、ドイツの造形学校でデザインや建築などに大きな影響を与えた「バウハウス」にあやかったという。
10日に報道関係者向けの内覧会があり、河本英雄社長は「食や働き方がどう進化していくのか、大いなる実験場としたい」と話した。(竹山栄太郎)
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