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Friday, March 5, 2021

陶芸家 ヨナス・リンドホルムが探求するマグカップを日本の職人技で実現| Axel - OPENERS

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陶芸家・ヨナス・リンドホルムが探求する究極のラインを日本の職人技で。長年愛される定番マグカップが、メイドインジャパンの『Axel』として新登場。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

大阪を拠点に、世界中からセレクトされた品が並ぶインテリアショップ「dieci」(ディエチ)。中でも陶芸家 ヨナス・リンドホルムのホワイトラインのマグカップは定番アイテムとして知られる。

この度、新たに展開される『Axel(アクセル)』は、スウェーデンの陶芸家が作り出したマグカップのラインを、佐賀・有田市のメーカーの協力のもと磁器で作り上げた注目の新ライン。

始まりは5年ほど前、来日したヨナスがディエチとともに日本の窯業を巡り、日本での制作に興味を持ったことに遡る。

彼の作品はハンドメイドゆえに制作に限りがあること、繊細なつくりの陶器ゆえに輸送中の破損が課題であることから、日本での制作を始動。

タッグを組んだのは、佐賀・有田焼の「宝泉窯」。伝統を継承しながら、国内外のデザイナーとのコラボレーションをするなど新たな挑戦を続ける窯元である。

シンプルな円柱型のマグカップは、ヨナスの手技と美意識が細部に反映され、素地が薄く底の部分にかけて均一に薄く釉薬がほどこされている。試行錯誤と試作を重ね、ヨナスが追求する美しいラインがここに誕生した。

『Axel』とはスウェーデンで馴染みのある名前であり、ヨナスの愛する息子の名前でもある。そこには特別な器というより、日常の中で常にそこにあるもの、愛着のあるものであって欲しいと想いが込められている。

美しいフォルムと薄さを保ちながら、磁器ならではの軽さと扱いやすさで、食洗機や電子レンジにも対応可能、より実用性の高いアイテムとなっている。

日本の職人たちとのコラボレーションから生まれる『Axel』シリーズに今後も注目だ。

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