
事務局としてまとめ役を務めたのは同商議所経営指導員の関口慶太さん(38)。これまで、「蕨特産大人のプリン」「蕨もち」などの企画を手掛けてきた。これに続く企画だ。 関口さんは、昨年7月「コロナ禍だからこそ蕨の魅力をアピールするお菓子を作りたい」と、商店街を回って説明。その結果、和と洋4人の職人が参加した。あんにこだわったどら焼きや、宝石のように光るざらめ砂糖を散らしたラスクなど、4人がそれぞれの技を生かした4品がそろった。 その試食会が2月、同市中央の城北信用金庫であった。20~40代の女性職員たちが講評した。「甘さが控えめで、硬さもちょうどいい感じ」「お年寄りにも優しい味だと思う」など、味と出来栄えは好評だった。 「このコロナ禍の中で、こういうお菓子は役に立つだろうか、どうでしょうか」という関口さんらの質問に、職員たちが語った感想は「手土産を持っていく機会が減ってますね。でも、買います。自分のために」という意見が出た。
職員たちは「自分一人用にいいと思う」「外出自粛なので、ちょっといいものを自分用に買っています。一つ500円から800円くらいで楽しむことが多い」と話し、関口さんら企画担当者は勇気づけられた。 4人の作品は25日、同市中央のセレクトショップのほか、4人の各店で発売される。「コロナ禍なので静かに始めます」と関口さんは話している。
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