
特集は、わら細工職人を目指すイギリス人男性です。新型コロナウイルスの影響もあって信州に移住。いずれは素朴なわら細工を通じて、日本の文化や自然を外国人に伝えたいと修業に打ち込んでいます。 マイケル・キングさん: 「今はうまくいってそうかな。ちょっと前よりきれいになってる」 わらを一本一本、編み込んでいく、イギリス人のマイケル・キングさん。わら細工を制作・販売する飯島町の「南信州米俵保存会」で学んでいます。 保存会は2014年に設立され、全国的に職人が減る中、わら細工で町おこしに取り組んでいます。最近では大相撲の土俵の俵も手掛けています。 去年10月、外国人観光客のモニターツアーで飯島町を訪れたキングさん。わら細工の美しさに感動し、2カ月後には「弟子入り」をしました。 マイケル・キングさん: 「わら細工の魅力は自然のもの、米の国の技術で何か作る。歴史もつながって、わびさびのある物を作る。ちょっとねじれ、金髪、私みたい。ちょっとクルクル」
流暢な日本語ですぐにメンバーと打ち解けました。 保存会メンバー: 「やさしい、熱心ですよね。毎回、来てやってもらってるんで、かなり熱心で上達が早い」 マイケル・キングさん: 「ありがとうございます」 南信州米俵保存会・酒井裕司代表: 「日本人でもなかなかわら細工やりたい方はいないのに、まして外国の方がやりたいと言った時はびっくりと同時に本当にうれしかった」
キングさんが住んでいるのは岐阜県と接する平谷村です。 マイケル・キングさん: 「全部。水つけたらOK」 本業は村の地域おこし協力隊員。 キノコ栽培も仕事の一つで、この日は菌を打った原木に水を与えました。
産業振興のかたわら、地域の子どもたちに英語を教える活動もしています。 キングさんの平谷への移住、実は新型コロナが影響していました。 キングさんは海外の暮らしに憧れ2012年に来日。沖縄県で外国語指導助手を務め、そこで美南さんと結婚しました。 その後、外国人観光客に日本の魅力を伝えようと神奈川県でアウトドアのツアーガイドを始めました。 しかし、新型コロナの影響で外国人観光客が途絶えます。仕事がなくなり、都会に住む意味を見出せず、去年、田舎への移住を決めました。
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