長崎の軍艦島。１００年以上前、最先端技術で整備されました
皆さん、体調お変わりないですか？ 気温の変化が大きいこの季節、着る服にも迷っちゃいますよね。
さて、今テレビの企画で職人の仕事を３日間体験するというロケをやらせてもらっています。足掛け２年。主に建築業を体験するのですが、その仕事がことごとくキツい！ 全業種キツいんです！
まず機械が重い。そしてほとんどが手作業。つまり重い機械を使った手作業なんです。普段、お盆しか持たない僕の肉体は午前中でヘロヘロ。そんな僕をよそに、当の職人さんたちは信じられない速さで動き続けます。ご本人たちは「慣れっすよ」と言いますが、僕からしたら、全員スーパーマンです！
最新の高層ビルも熟練の職人技でできていることに毎回驚かされます。
建物で驚いたといえば、「軍艦島」。海底炭鉱があった長崎県の島で、世界遺産にも登録されました。近年は廃虚の島として有名ですが、ここに日本初の鉄筋コンクリート造のアパートがあるのです！ 建設されたのは１９１６年！ 今よりも機械がなかった時代にあれを造ったなんて信じられない。どんな苦労があったことか。今は廃虚となっている建物群が、当時は最先端のスーパー未来都市だったと思うと感慨深いです。
建物は生活そのものであると同時に、時代を象徴する文化なんですね。そう思うと、本当に貴重なロケをさせてもらっていることに感謝です。ただ、めちゃくちゃキツいですけどね（笑）！
※次週は「サバンナ」八木真澄さんです。
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