TVOテレビ大阪
夜景を一望できる部屋で物書きにふける。作家 玉岡かおるさんです。代表作は テレビドラマ化された「お家さん」。女性が主人公の小説を世に送り出してきました。人気作家が 去年から書き続けているのが、来年4月に公演予定の新作能「媽祖(まそ)」。媽祖はアジア沿岸部を中心に信仰される海の女神。能の原作を手掛けるのは初めて。ベテラン作家も胸がときめいていました。 【作家・玉岡かおるさん】 「私の言葉を曲にし、舞にして 皆さんに見せていただける。能になることで何十人、何百人と同じ世界を共有できる。能のチカラの凄さに恋をしている、いう感じかな」 物語りの主人公 「媽祖」を務めるのは… 10代目 片山九郎右衛門さん。能楽師の3人に1人が所属する観世流、片山家は関西の観世流を代表する家元です。 【能楽師 片山九郎右衛門さん】 「自分の分身みたいなもの。能面のことを「面(おもて)」という。表と裏があり、人間と役者と表裏一体。役者と役、そして能面が三位一体となって溶け込んだ時に舞台が成り立つ。それくらい大切なものです」 見る角度によって表情を変える能面も、また物語には欠かせない存在。50年間、片山家の能面を作り続ける職人がいます。大阪・西淀川区に工房を構える能面打 見市泰男さん。今回、新作能「媽祖(まそ)」の能面を手掛けます。職人人生で経験したことない、新作能の能面づくり。 「能の中に表現された物語を読み取らないといけない…それが分からなくなったらこの仕事を辞める…」と語る、見市さん。 伝統・能の世界に新たに誕生する物語、新作能「媽祖」。新しい物語をどう読み取り、作家・玉岡かおるさん、能楽師・片山九郎右衛門さんの思いを彫り刻んでいくのか…能面打50年の「職人の技」に迫ります。 新作能「媽祖」ドキュメンタリー テレビ大阪ニュース【配信】 https://www.youtube.com/watch?v=Tns0td1cZro&t=41s
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