北海道の近海でとれた魚介類を使ったお寿司。
お味は。
（根本記者）「とても甘くて、やわらかくて、ふわふわした食感が口の中に広がっていきます」
札幌・すすきのにある寿司店です。
この店もコロナ禍で大きな打撃を受けました。
（すし屋のさい藤 斉藤明さん）「それはもう想像を絶しますよ、大変ですね」
札幌の寿司職人が編み出したあるサービスが話題になっています。
（根本記者）「友だち登録をして抽選にチャレンジしてみます」
テーブルに置かれた二次元バーコードを読み込み、スマホアプリのラインで「友だち追加」。
キャンペーンにチャレンジすると。
（根本記者）「お、当選しました」
札幌市内６８寿司店では、店独自のとろたくを抽選でプレゼント。
とろたくは１９７１年に札幌の寿司店がまかないで作ったのが発祥で、北海道を代表する海苔巻きです。
（すし屋のさい藤 斉藤明さん）「景気の回復をお願いをしながら、こういった企画でお客さんに楽しんで頂いて、来客を少しでも促せられるようにと思ってこの企画になりました」
このキャンペーンには、寿司店とはまったく別のこちらの店も。
バーテンダーが握るのはカクテルシェイカー。
「職人の技」を重んじる札幌市内３３のバーも、この取り組みに賛同しました。
ラインの友だち追加をすると、カクテル１杯が抽選でサービスされます。
（根本記者）「コーヒーの味がきいていて、飲む層が変わると味が変わって、様々な味が楽しめるカクテルとなっています」
参加する３３店でも、それぞれオリジナルカクテルを提供しています。
さらにお得なのが寿司店とバーの共通企画。
１２月３１日までの期間、会計が３５００円毎に１０００円分の共通割引券もプレゼントしています。
（ＢａｒＶｅｓｐａ 小田勉さん）「私たちの仕事は日々積み上げてきた技術を売りにしています。
感染症を広げてしまうにぎわい方じゃないように、おすし屋さんもバーもお店のスタッフがコントロールしながら、上手に感染症対策と付き合いながらやっていきたいと思います」
コロナ禍で実現した異色のタッグです。
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