建築資材を扱う4社が設立した一般社団法人の北陸多能工育成学院（金沢市）は7月6日、リフォーム職人の育成学校を開校する。住宅設備や壁紙などを交換できる多能工を12日間（80時間）で育てる。
12日間で複数の業務を学べる（石川県白山市）
住宅業界では小規模リフォームの需要が増えている一方、業務ごとに職人へ依頼する必要があるため、コストがかさむという課題があった。自社で複数の作業ができる職人を抱え、採算性の向上につなげてもらう。
辻鉄（金沢市）、フルタニランバー（同）、ヤマイチ（富山市）、アロック・サンワ（福井市）が協力して「ハウスリフォーマー育成学院」を石川県白山市で開設する。生徒はトイレやキッチンなどの住宅設備の交換、壁紙の貼り替えなどを学べる。
年間の4～5回の開催を予定し、1回あたりの生徒は4人とする。工務店やリフォーム事業者などの利用を見込む。授業料は税別50万円とする。利用する事業者は補助金を活用できるという。ホームページなどを通じて申し込める。
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June 09, 2020 at 04:22PM
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リフォームの職人学校、石川に7月開校 多能工を育成 - 日本経済新聞
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