Sanubari Panas: 伝統工芸職人が集い語る越前市で千年未来祭開幕、オンライン配信

Saturday, August 29, 2020

伝統工芸の職人たちが参加したトークイベント＝越前市余川町のタケフナイフビレッジで

　工芸や手仕事を身近に感じてもらう催し「千年未来工芸祭」が二十九日、越前市内で開幕した。新型コロナウイルス感染症対策で、オンラインを活用した企画を実施。同市余川町のタケフナイフビレッジでは、特設スタジオを設置。「産地オンライブ」と銘打ち、職人らが参加するトークライブなどを開き配信した。三十日まで。

　イベントは三年目を迎えた。今年は新型コロナの影響で、例年のようにクラフト市などの集合型の開催を見送った。

　和紙、打刃物、箪笥（たんす）の職人八人が参加したトークイベントでは、コロナ禍の中でもイベントを開催した意味などを話した。

　伝統工芸士（越前打刃物）で実行委員長の戸谷祐次さんは「今後（イベントを）千年やっていく中で、これより大変なことがある。中止というよりも、前向きに違った形で発信できるのではないかと考えた。越前の工芸の底力を見せたい」と思いを語った。

　工芸祭のウェブサイトでは、産地や作り手の魅力を伝えるオリジナル動画を配信。ファッションモデル森星さんらが越前市内の伝統工芸（和紙、打刃物、箪笥）に触れた様子の動画などを公開した...

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Sanubari Panas