マグロの赤身に中トロ、カレイ、ホッキ貝。ウニ、タコ、たまごにガリを添える。しっかり7貫、一人前の寿司（すし）だが、おなかいっぱいになるのは難しい。すべて一粒のシャリで握った「一粒寿司」だからだ。
東京・浅草に店を構える「すし屋の野八」は創業48年になる。私はこの店の2代目。親父の背中を見て育ち、自然と寿司職人の道を志した。高校卒業後すぐ、都心の店へ修業に出た。
先輩達の仕事は、お客さんとのやり取…
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September 28, 2020
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「一粒寿司」大きさ300分の1、江戸前の職人魂 - 日本経済新聞
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