Pages

Friday, January 8, 2021

若手職人の商品開発に密着 「静岡耕人」インスタで発信|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

sanubaripanas.blogspot.com
戸田さんが試作品を作る様子を観察する花沢さん(左)=静岡市葵区田町

 静岡市内の伝統工芸に焦点を当てて魅力を発掘している「静岡耕人(こうじん)」が、若手職人の商品開発に密着し、人柄や過程を写真共有アプリ「インスタグラム」などで発信している。プロデューサーの花沢啓太さん(42)=島田市=は「もの・人・土地のファンを増やしたい」と意気込む。
 「静岡耕人」は、現代の職人が地域に根付いた工芸を受け継ぎ、文化を耕している様子から名付けられた。市内の若手職人3人それぞれの技を生かし、大衆向けよりも、人の心に響くようなニッチなこだわりを凝縮した商品の開発が目的としている。
 雑貨デザインを務める花沢さんが、開発会議で感じた職人のこだわりや工房が地域に溶け込んだ様子を投稿する。同市葵区田町の指物職人戸田勝久さん(43)を取材した際には飛び散る木くずを火花に例えるなど、独特の感性が光る。
 伝統工芸を次代につなぐために、花沢さんは「職人の技に限らず、考え方などの視点から消費者の心を揺さぶる魅力づくりが必要」と語る。戸田さんは「現代の生活をほんの少し豊かにする商品を作り続けたい」と話す。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 若手職人の商品開発に密着 「静岡耕人」インスタで発信|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞 )
https://ift.tt/3bncNsA

No comments:

Post a Comment