近代クラフトマンシップにおける卓越性、芸術的価値、そして新しさを称えることを目的としてロエベ財団が2016年に設立した「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた第4回「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」が5月25日にデジタル形式で開催される。
デジタルエキシビションでは6大陸、18カ国から2900を超える応募作品の中からファイナリストに選出された、現代クラフト最高峰のアーティスト30名の作品を一堂に展示。
また史上初となる3D技術で映し出される装飾芸術美術館での展示会を自宅でもスマートフォンを介して“歩きながら鑑賞できる”ように作品に触れることができるという試みも。
2021年は、テキスタイル、陶器、磁器、木材、銅、樹脂 金属、紙、ガラス、ラッカーなどを取り入れた、素材の多様性を表す作品が集結。
ファイナリストに選出されたアーティストの多くが作品にファウンドマテリアルやアップサイクル素材を採用し、オーガニックなフォルムを通じ、自然界に対する関心を偏在的なテーマとして取り入れているのが特徴的だという。
日本からは鵜飼康平と崎山隆之の2名による作品もノミネート。
「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」の大賞受賞者には5万ユーロ(約590万円)の賞金が贈られる。
大陸や世代を超えたアーティストたちによる、世界の現状を反映させたテーマをインスピレーションとした作品の対話を、ぜひ間近でじっくり鑑賞できる貴重な機会をお見逃しなく。
■ 第4回「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」デジタルエキシビション、受賞者発表
開催日/2021年5月25日(火)
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