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Thursday, May 13, 2021

造るぞクラフトジン・クラフトウイスキー 豪からの移住者らが「野沢温泉蒸留所」を起業 来春稼働目指す|信毎web - 信濃毎日新聞

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 温泉街に洋酒の蒸留所を―。オーストラリアから野沢温泉村に移住した住民らが、クラフトジンやクラフトウイスキーの製造販売会社「野沢温泉蒸留所」(野沢温泉村)を新たに設立し、村内に蒸留所を作る計画を進めている。酒造免許を取得する手続きと並行して、購入した缶詰工場だった建物を蒸留所に改築する工事をしており、来春にも稼働予定だ。

■山菜でジン ウイスキーはシングルモルト

 同社は、村内で飲食店やロッジの運営を手掛ける会社などが出資し、オーストラリアからの移住者や賛同する地元住民らで今年3月に設立。村を流れる水を使って、ジンとウイスキーをそれぞれ年間で2万~3万リットルを造る計画。ジンは村で採れた季節の山菜で作り、ウイスキーは大麦麦芽のみを原料にした「シングルモルト」を主力に据え、2025年からの販売を目指す。

 野沢温泉蒸留所によると、計画している蒸留所は鉄骨コンクリート造り2階建てで、村の温泉街中心部にある外湯「大湯」から歩いて数分の場所。蒸留所内は蒸留設備のほかに、観光客向けのギフトショップや試飲室を設け、蒸留器など機材の購入費を含めた総事業費は約2億円を見込む。

■大量生産ではない「自分のお酒を」

 5年ほど前から村内に住む同社常務のブラッドリー・デ・マティーノ・ロザロールさん(47)は「大量生産はできないが、品質の高いお酒を造る。野沢温泉でしか造れないものを造り、観光客も呼び込みたい」と意気込む。

 一方、同社で酒の蒸留を担当するのは、冬場に村内でバーを経営している地元の富井亮太さん(36)。ホップと麦芽を使った炭酸飲料で、焼酎と割って飲む「ホッピー」の製造会社に勤めていた経験もあり、3年前から洋酒造りを夢見てきた。「自分のお酒を造ることができるのは楽しみ。野沢温泉は海外からのお客さんの反応も見られるし、面白いと思う」と話している。

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