NST新潟総合テレビ
新型コロナウイルスの影響で、去年に続き花火大会を中止とする動きがあるなか、８日花角知事を訪ねたのは、県内７つの花火業者からなる越後煙火協会の瀬沼輝明会長です。 越後煙火協会によりますと、新型コロナウイルスの影響で県内の花火業者の売り上げは、去年１年間でおととしに比べ９割減となりました。 各業者は去年から花火を打ち上げる機会のないまま、倉庫にいっぱいの在庫を抱え、新たな製造もできない状況だと言います。 この日は「花火は家からも見られる」として、花火打ち上げのムードの醸成を図ることや、花火大会を中止せざるを得なくなった場合のイベント業者への補償などを求めました。 花角知事からは「花火は文化の一つである」という言葉があったということです。 【越後煙火協会 瀬沼輝明 会長】 「僕らも従業員がいて、職人がいる。その職人がつくった花火を上げられない切なさ・見せてあげられない切なさというところが一番つらい」 越後煙火協会は「これまでの文化を守りつつ車で花火をみるドライブ・イン・花火など、新しいイベントにも取り組む必要がある」としています。
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