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Sunday, August 29, 2021

車いすラグビー代表の「守備職人」九州唯一のチームから - 朝日新聞デジタル

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 東京パラリンピック車いすラグビーに、九州唯一のクラブチームの選手が出場している。選手たちは日本代表の活躍とともに、競技やチームへの関心が高まることにも期待を寄せる。

 熊本県在住の乗松聖矢さん(31)。世界ランキング3位の日本代表の中心の一人。金メダルの期待がかかったが、28日の準決勝で英国に敗れ3位決定戦に進んだ。

 車いすラグビーは競技用の車いすを激しくぶつけ合いながら、トライラインまでボールを運ぶ試合で、乗松さんの持ち味は豊富な運動量。日本の「ディフェンス職人」とも呼ばれる。

 所属するのは「福岡ダンデライオン」。チームからパラリンピックの代表に選ばれたのは乗松さんが初めてだ。乗松さんは2016年のリオデジャネイロ大会出場後、18年に沖縄のチームから移ってきた。「福岡ダンデライオン」を16年に立ち上げた副代表の堀貴志さん(34)が沖縄で一緒に練習していた縁もあった。

 当時のチームは現在より選手が4人少なく、日本選手権の予選で負けるなど結果が出ない時期。日本代表として海外チームとの試合経験も豊富な乗松さんが加わり、チームが変わった。「誰よりも練習で自分を追い込む姿も影響を与えた」と話すのは代表で社会保険労務士の坪田晋さん(37)。

 チームは18年、日本選手権…

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