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Friday, September 24, 2021

小郡南小「大内塗」箸作りに挑戦 地元の職人から伝統工芸学ぶ【山口】 - 宇部日報

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 山口市の小郡南小(河内啓次校長)の3年生114人は24日、同市の伝統工芸品「大内塗」について地元の職人から学び、実際に箸作りに挑戦した。

 市内で大内塗漆器や大内人形を製造販売している中村民芸社(中村功社長)の職人ら4人が同校を訪問。約650年前に製造が始まった大内塗の歴史や、夫婦円満の象徴とされる大内人形の誕生話などを子どもたちに紹介した。

 体験では、箸の上部に筆で漆を塗り、その上に大内家の家紋を模したひし形の金箔(きんぱく)を貼り付け、スズ粉をかけて仕上げた。藤岡悠葵(はるき)君は「漆が手に付くなど苦戦したが、思い通りにできて楽しかった。お父さんとお母さん2人で共有して使ってほしい」と話した。

 中村社長は、大内塗を継承する職人不足について触れ「体験をきっかけに将来やってみたいと思う子が一人でも増えてくれたら」と話していた。

 箸は3週間程度乾かして完成となる。

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