tysテレビ山口
わら細工名人として活躍した諏訪音松(すわおとまつ)さんの作品展が、下関市豊浦町川棚の下関市烏山民俗資料館で開かれています。会場には地元、旧豊浦町でわら細工職人として活躍した諏訪さんの作品を中心に22点が展示されています。諏訪さんは46歳から、わら細工職人として活動をはじめました。鶴壽注連縄は、漢字の寿をイメージして細工されたわらに長寿の象徴といわれる鶴を加えた大型のしめ縄で、大阪万博(1970年)に出品されました。海老しめ飾りは、わらの中に詰め物を入れ、根元から中央を太くした大根じめという技法が使われています。また地元、川棚北村地区に伝わる盗餅という行事に使われる盗餅馬は諏訪さん流にアレンジされています。諏訪さんの作品は芸術的にも高く評価されていて当時の民俗行事を知る貴重な展示となっています。下関市烏山民俗資料館の村上明学芸員は「わら細工の柔らかさやこの美しさを、間近で楽しんでいただければと思います」と話していました。この作品展は入場無料で、10月12日まで下関市烏山民俗資料館で開かれています。
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