- LINEとDropboxで完結する建設工事写真の共有
『ケンカツ』は、これまで建設職人の採用・協力会社のマッチングなど、新規労働力の調達を成果目的とするサービス展開を行なってきました。一方で、登録者や案件の物量・質など他ユーザーの利用環境に影響されることなく、利用者本人単独で完結するデジタルコンテンツや機能の提供が急務と考えていたところ、建設事業者様から下記のような率直なご意見を頂いておりました。
- チャット機能付きの施工管理アプリは既にあるものの、全員分のアカウントを用意すると高額(オーバースペック)になり、コスパが悪い。もっと軽量なサービスで十分。
- なんだかんだ言って、建設職人のコミュニケーションツールとしてはLINEが最も多く使われている。
- とは言え、LINEは画像保存期間が短く、スマホからPCへの同期がめんどくさい。共通アカウントの複数人運用も出来ない。
本機能は、コミュニケーションツール側(LINE)も外部ストレージ側(Dropbox)も既に一定の利用者と認知度を持つアプリケーションのみで完結するため、使い方の教育コストや導入のハードルが低いことから、上記の課題を解消出来るものと手応えを感じています。
主に施工結果の進捗報告や出勤伝票等、建設現場での利用をイメージしておりますが、領収書の紙保存廃止に伴う経費精算の領収書やレシートなど、画像を証憑として用いるあらゆる場面での活用を見込んでいます。
□使い方と料金体系
0.webサイトの「施工管理機能」ページより申し込み
https://kenkatsu.tech
※内容確認後、こちらで環境を用意致します。
※LINEの一般アカウントには実装出来ません。
2.画像は送信者毎に自動で生成されるフォルダの中に入る(画像整理が不要)
3.管理者はDropbox上で管理
4.ユーザー数の制限はなく、LINE公式アカウントを友だち追加した職人(および協力会社や顧客)は誰でも送信対象者になる
5.ファイル容量の増減はDropbox側で対応
6.開発費負担なし・月額980円で利用が可能
※LINE公式アカウントの開設や本機能の設定作業に初期費用3万円を頂戴しています。
□仕組み
ケンカツで実装している機能の大半は、LINE公式アカウントに送られたテキスト送信(リッチメニューのタップ含め)がトリガーとなり、何かしらのプログラムを呼び出します。今回は画像ファイルをLINEに送ることでDropboxへの転送がかかるように実装しています。その際、LINE公式アカウントが持っているアカウント毎の識別IDとDropboxのアカウントを紐付けることで、転送先を決定します。
これら作業を個別にプログラミングすることなく、ケンカツ上の設定作業だけで即時環境をお渡しすることが可能です。従って、開発費負担はありません。
□提供方法
これまでは「ケンカツ本体」のLINE公式アカウントをプラットフォームとして提供しておりましたが、マッチングや採用と業務系の機能を共通のアプリで処理することはセキュリティやプライバシーポリシーの面から不適切と考えます。今回の機能提供以降、建設工事会社毎に独自のLINE公式アカウントを複製して提供する「OEM」の形態を加速させていきます。
- 建設業に必要なLINEの機能が全てある
今後も建設現場で共通に活用が見込まれる機能を先行して開発し、OEMに開放していきます。ケンカツでは、提供している機能を「スキル」と呼んでいますが、これらを取捨選択し、ノーコードで自社専用のアプリを所有するイメージです。
元々提供していた建設マッチング機能に関しても、建設会社独自の職人DBをクローズドで構築出来るようにしていく予定です。
また、ケンカツは独自仕様やハウスルールを盛り込む個別開発が可能です。LINE公式アカウントは実質的にwebアプリと同じ原理なので、ストア申請などの管理工数も低く、建設会社独自にワークフローを見直すオンリーワンの業務ツールとして、建設業全体のデジタル力の底上げに寄与していく所存です。
- 株式会社INJUSについて
設立:2013年1月
代表取締役;鹿山 瞬
事業内容:システム開発、ケンカツ
東京都港区六本木4-9-2 俳優座ビル713号室
大阪府大阪市西区立売堀1-6-13 天祥ビル 210
webサイト:https://kenkatsu.tech
メール:info@kenkatsu.tech
【お問い合わせ先】
代表直通メール:kayamashun@injus.co.jp
からの記事と詳細 ( 建設職人マッチング『ケンカツ』に施工管理機能を実装!LINEとDropbox連携による工事写真の共有で建設現場をDX - PR TIMES )
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