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Friday, October 1, 2021

情熱大陸:ラーメン職人/平岡寛視 北海道No.1の職人が追究する一杯 - 毎日新聞

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「情熱大陸」に登場する平岡寛視=MBS提供 拡大
「情熱大陸」に登場する平岡寛視=MBS提供

 札幌の時計台の近くに「今、北海道一」と称されるラーメン店がある。だが、いわゆるサッポロラーメンのイメージとは程遠い。

「Japanese Ramen Noodle Lab Q」とその店名からも異彩を放ち、行列をなすは言うに及ばず、今年北海道ラーメンウォーカーグランプリで第1位を獲得した。その店の主、平岡寛視がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、10月3日午後11時~)に登場する。北海道に新風を巻き起こすラーメン職人だ。

 新得地鶏、天草大王、比内地鶏、名古屋コーチン、丹波黒どり……鳥料理の名店と見紛うブランド地鶏の数々、これとて平岡のラーメンに使われる食材の一部にすぎない。そして、札幌にありながらも味噌ラーメンは作らず、醤油と塩で勝負している。澄んだスープに自家製麺、麵を覆い隠すようなチャーシュー、その一つ一つに一切の妥協を許さず、一杯のどんぶり中で、コース料理のような“味の起承転結”を演出する。

 店をオープンしてから8年。常に進化を続けてきた平岡が、このコロナの時代に新たな勝負に出た。

「お客さんが減ってみんながなんだか元気がないけど、こういう時にこそ美味いラーメンで笑顔になってもらいたい。これをチャンスととらえないと!」 今回番組では、北海道の小麦農家や兵庫の醤油蔵を訪ね、さらに進化したラーメンを生み出す平岡の日々を追った。「こんな幸せなことはない」と朝から晩までラーメン作りに没頭し続ける男が辿り着いた新しいラーメンとは、果たして。

<プロフィル>平岡寛視(ひらおか・ひろし) 1981年、兵庫県生まれ。大学生のときに、大手ラーメンチェーン店でアルバイトをしたことがきっかけにラーメン作りの世界に。一方でスノーボードにも魅了され、冬はプロのスノーボーダー、夏はラーメン店で勤務する生活を続け、30歳を前にラーメン一本でやっていくことを決意。2014年、札幌に「Japanese Ramen Noodle Lab Q」を開業。全国の生産者を回り自らの脚で食材を探し、その食材を生かす最高の配合、調理法も徹底的に研究。また、製麺技能士の国家資格を取るなど、究極の一杯を作るための探求を続けている。これまで、北海道ラーメンウォーカーグランプリで新人賞を受賞していたが、開店から8年目の今年、はじめて総合1位に輝いた。

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