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Tuesday, May 26, 2020

四季の移ろいを 和菓子職人の技 匠のてしごと【岩手・盛岡市】 - FNNプライムオンライン

岩手めんこいテレビ

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岩手県内の職人たちの技を紹介する「匠のてしごと」。

盛岡市の和菓子専門店「竹芳」から四季の移ろいを感じさせる和菓子が評判の職人の技を紹介。

造り菓子 竹芳 長澤武久さん

「和菓子というのは文化だと思っているので。父の代から今の私たちの世代に和菓子の文化がバトンタッチされて。手間をかけて人によろこんでもらえるものを作るということは、これは絶対に残していかないといけないものだと私は思っているので、その父が残してくれたものを次の世代にバトンタッチしたいという思いでやっている」

盛岡市東安庭に店舗を構える「造り菓子 竹芳」。

2代目、長澤武久さんが造る和菓子は、美しい日本の四季を表現する。

造り菓子 竹芳 長澤武久さん

「和菓子が季節の先取りとよく言われるんですけど、今咲いている物をそのまま表現するのではなく、ちょっと早く出してあげる。頂く方が私のために早い季節を用意してくれたんだなと思ってもらうのがおもてなしという考えがある。暦に合わせるだけではなく、自分で肌で感じながらそういうところを今年はどう表現しようか意識している」

「紫陽花はきんとん製といって、二色のちょっと青い餡と紫の餡を重ねたものを振るい出して、その端目を生かしながら箸で付けていく。お菓子自体で紫陽花の色を表して、最後に紫の寒天を散りばめることで花を表している」

「最高級な物だけ集めてお菓子を作っても、決して美味しい物になるとは限らない。

和菓子って最後のきれいなところが見られがちだが、基本的には美味しい餡子が練れないと、いくらきれいなお菓子を作っても美味しいお菓子にはならない。仕込みという部分は私たちの基本の仕事になります」

「父は(和菓子は我が師にありて、我が子なり)ふうに、和菓子は自分の師匠であり子どもであるという言葉を残した」

「我が師とは父の事、師匠を我が志として志して、和菓子を作っていきたい。父の思いをこの先も次に伝える事が自分の使命だと思っている。今私がやれることは父の思いを自分の思いとして和菓子を作り続けることが私の使命だと思います」

季節の訪れを感じさせてくれる、色とりどりの和菓子。

そこには確かな手仕事とおもてなしの心がある。

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"職人" - Google ニュース
May 27, 2020 at 04:27AM
https://www.fnn.jp/articles/-/46266

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