電機メーカーなど異業種からの参入が相次ぐマスク生産だが、浜松市では特殊なワザを持つ職人がマスクの生産に乗り出した。
奇抜なデザインで想像力を掻き立て、キャラクターを演出する“プロレスマスク”。そのプロレスマスクを作る職人が浜松市の神谷淳さん（４９）。小学生の頃、タイガーマスクに憧れ、独学でマスク制作を開始。大学卒業後はサラリーマンをしていたが、夢を捨てきれず、４０歳の時、地元にプロレスマスクの専門店をオープン。現在、有名選手のマスクやコスチュームの製作をしている。
そんなプロレスマスク職人の神谷さんがこの度、マスクを制作。今月から販売をはじめた。これまでに培ってきた職人技を余すところなく駆使している。プロレスマスクの製作で使う型紙を応用、抜群のフィット感を実現した。さらにマスクの生地について神谷さんは「実際にリングに上がる選手が使うコスチュームの裏に使用しているので、非常に肌触りが良く、柔らかく、汗を吸収し、通気性のいい素材になっている。」と話す。マスクの販売はネットでのみ受け付け。また売り上げから一枚につき１００円を浜松市に寄付する予定だという。
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June 04, 2020 at 06:13PM
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