
漆器産地の塩尻市木曽平沢の職人が漆塗りを施した米国の大型バイク「ハーレーダビッドソン」が完成した。漆塗りをした「未空(みそら)うるし工芸」(塩尻市)社長の岩原裕右(ゆうすけ)さん(42)は4月から県内で披露する予定で、走る広告塔として産地をPRしていく。
昨年12月から、燃料タンクや泥よけのフェンダー、ハンドル、座席などに漆塗り作業を開始。燃料タンクは曲面が多くて塗りに苦労したが、伝統技法「木曽堆朱(ついしゅ)」などを駆使して、ハーレーにペイントされることが多い「炎」模様を浮かび上がらせた。
漆塗りした部品は神奈川県のバイク店で組み立て、1月に納車。「米国のバイクと日本の伝統技法が想像以上にマッチした」と岩原さん。「バイクをきっかけに産地にも興味を持ってもらえたらうれしい」と期待している。
からの記事と詳細 ( ハーレーに漆の光沢 塩尻の木曽漆器職人が完成|信毎web - 信濃毎日新聞 )
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