ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市洞戸栗原、中村尚社長)は、健康飲料分野の商品のラインアップを強化する。7月から自社のミネラルウオーターの看板商品「高賀の森水」をベースに、揖斐郡揖斐川町春日地区(旧春日村)で採れた野草の抽出エキスを使った7種類の飲料水「YASOUSUI(野草水)」を発売。天然水以外の「機能水」と呼ぶカテゴリーの商品数を約2倍に増やす。将来的には売上高に占める機能水の割合を現行の10%から20%に引き上げる目標を掲げる。
野草水のラインアップはクロモジ、ヨモギ、トウキ、ジャコウソウ、ナギナタコウジュ、カキドオシ、スギナの7種類。それぞれの野草からエキスを抽出し、商品化した。食品添加物は一切使わず、特有の苦みを抑えて飲みやすい味に仕上げた。
春日地区の薬草を使ったクラフトコーラに関わった経験から、自社の水と野草を組み合わせた試作品を開発。クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で7月4日まで資金を募っている。
商品は自社のホームページで販売するほか、取り扱い店舗でも順次販売する。価格は1本300円、7本セット2100円の予定。
同社は、洞戸地区の古い地層から湧き出た天然水「高賀の森水」が主力。近年は、水選びの専門店「水の百貨店」構想を掲げ、機能水の開発も積極的に進めている。中村社長は「健康志向の人に、水を飲む感覚で飲んでもらえる機能水の商品を増やしたい」と話している。
からの記事と詳細 ( 「高賀の森水」と野草使ったクラフトウオーター 奥長良川名水が「YASOUSUI」発売 - 岐阜新聞 )
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