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Saturday, August 21, 2021

驚異の2m超ジャンプの秘密 義足を操る職人技、習得まで10年 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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東京パラリンピックのテスト大会の男子走り高跳び(義足T64)で跳躍する鈴木徹選手=東京・国立競技場で2021年5月11日、幾島健太郎撮影
東京パラリンピックのテスト大会の男子走り高跳び(義足T64)で跳躍する鈴木徹選手=東京・国立競技場で2021年5月11日、幾島健太郎撮影

 東京パラリンピックの陸上走り高跳びに出場する鈴木徹選手(41)は義足ジャンパーの日本記録保持者だ。パラリンピックには2000年のシドニー大会から5大会連続で出場して全てで入賞。6回目となる東京大会では悲願のメダル獲得を目指している。

陸上走り高跳び日本記録保持者・鈴木徹

 1999年2月、18歳の時に自動車事故に遭い、右脚の膝下11センチを残して切断した。リハビリ中に取り組んだのが走り高跳びだった。日本記録を出したのは17年後の2016年のことだ。2メートル02。義足をつけたジャンパーで2メートルを超える跳躍ができる選手は「世界的に見ても今は僕だけ」と言い切る。

 しかも驚くべきは、それを樹立したのが36歳の時だったということだ。健常者の陸上選手なら、30代半ばで日本記録を出すケースはまずみられない。

 なぜその年齢で達…

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