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Saturday, September 4, 2021

職人の卵 仏ブランドが支援 - 読売新聞

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 京都伝統工芸大学校(南丹市園部町二本松)で、仏の宝飾ブランド「ヴァンクリーフ&アーペル」が、次世代を担う職人の養成を支援するため新設した奨学金の審査会「デザインアワード2021」が行われた。

 ヴァンクリーフ&アーペルは、四つ葉のクローバーに着想を得た「アルハンブラコレクション」で知られる。 緻密ちみつ で繊細な仏の宝飾技術と、日本の伝統工芸に共通点が多いことから同校との交流を深めてきた。

 奨学金は、産学連携プロジェクトとして今年度から実施。来春、修了・卒業制作を発表する同校の学生が対象で、優秀と認められた制作企画案には、材料費などが支給される。

 2日の1次審査はオンラインも活用して実施。学生12組15人が、銀細工のコンパクトミラーや竹で編んだ花器、漆塗りギターなどの案を審査員にアピールした。

 パリで実施される2次審査を経て5案を選出。制作された作品は来年2月、京都市内で展示される予定。

 ヴァンクリーフ&アーペル日本代表のアルバン・ベロワー氏は「日本の工芸家の多様性や進化に貢献したいと切望していた。独創的な創造をサポートできて、うれしい」としている。

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