京都伝統工芸大学校(南丹市園部町二本松)で、仏の宝飾ブランド「ヴァンクリーフ&アーペル」が、次世代を担う職人の養成を支援するため新設した奨学金の審査会「デザインアワード2021」が行われた。
ヴァンクリーフ&アーペルは、四つ葉のクローバーに着想を得た「アルハンブラコレクション」で知られる。
奨学金は、産学連携プロジェクトとして今年度から実施。来春、修了・卒業制作を発表する同校の学生が対象で、優秀と認められた制作企画案には、材料費などが支給される。
2日の1次審査はオンラインも活用して実施。学生12組15人が、銀細工のコンパクトミラーや竹で編んだ花器、漆塗りギターなどの案を審査員にアピールした。
パリで実施される2次審査を経て5案を選出。制作された作品は来年2月、京都市内で展示される予定。
ヴァンクリーフ&アーペル日本代表のアルバン・ベロワー氏は「日本の工芸家の多様性や進化に貢献したいと切望していた。独創的な創造をサポートできて、うれしい」としている。
からの記事と詳細 ( 職人の卵 仏ブランドが支援 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3mYSiIG
No comments:
Post a Comment