都市対抗野球2次予選 西関東大会第2代表決定戦 ENEOS 5―2 東芝 ( 2021年9月29日 横浜 )
ENEOSは4番・山崎の劇的なサヨナラ弾で2年連続51度目の本戦出場を決めた。
2―2で迎えた9回2死一、二塁から山崎は右越えに決勝3ラン。第2代表を勝ち取った大久保秀昭監督は「死闘を尽くして、しんどかった。選手がよく頑張った。こういう試合をものにしたら、強くなるきっかけになる」と選手の奮闘を称えた。
東京六大学野球の慶大から加わったルーキー・瀬戸西純内野手(23)は「9番・遊撃」で出場し、4打数2安打1打点で勝利に貢献した。
華麗な守備でも魅せて攻守で躍動。熱戦を制して掴んだ東京ドームの切符に「最後はやっぱり頼れる先輩方が劇的な勝ち方を経験させてくれた。この経験を今後につなげたい」と話した。
東京六大学野球を代表する遊撃手として都市対抗100勝を誇る名門・ENEOSに加わった。だが、二遊間にはチームの中心として君臨する遊撃手・川口凌、二塁手・小豆沢誠がいた。
だが、瀬戸西の成長を支えたのはライバルでもある2人の先輩だった。川口は背中で遊撃手としてのお手本を見せ、小豆沢は積極的に助言を授けた。「厳しい声を受けながら親身に教えてもらっています。良いチームに入ったな、成長できているなと実感しています」
大学時代から定評のあった守備力はさらに向上した。「今までは全然できてなかった。(大学時代の)自信は過信だった。捕球と送球が分離していた」。守備動作を基本からつくり直し、よりスムーズな動作を習得。「捕球から送球につなげるリズムを教わり余裕ができた」と手応えを語る。
「これだけ厳しい西関東予選を勝ち抜いたことは個人としてもチームとしても自信になる。良い形で東京ドームに乗り込めたらと思います」。社会人野球で成長した姿を晴れ舞台で披露する。(柳内 遼平)
◇瀬戸西 純(せとにし・じゅん)1998年(平10)8月24日生まれ、神奈川県出身の23歳。六浦中時代は中本牧シニアでプレー。慶応を経て、慶大に進学。1メートル77、77キロ。右投げ左打ち。
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