岩手県一関市にある老舗酒蔵 世嬉の一酒造株式会社(せきのいちしゅぞう、所在地:岩手県一関市、代表取締役社長:佐藤 航)は、酒造では珍しい、ノンアルコール飲料 クラフトジンジャーエール「KOHARU GINGER」を2021年9月15日(水)に一般に新発売いたします。
コロナ禍で清酒、クラフトビールの飲食店への出荷が落ち、当社が展開する郷土料理レストランも昨対比50%を切る状態で大打撃を受ける中、新しい商品開発で活路を見出し、様々な開発を行ってきました。最初は残ったお酒を蒸留し、消毒液「アマビエ65」そこからさらに開発し、クラフトジン「清庵-SEIAN-」を開発。しかしさらに世の中はコロナが蔓延し、国から蔓延防止や非常事態宣言が発出され、お酒を出荷が抑制されるようになりました。そこで、2021年1月にクラフトコーラ「こはるコーラ」を発売、さらに研究開発をすすめ、今度はクラフトジンジャーエールを開発し販売します。
クラフトジンジャーエールの詳細はこちら
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/craftginger
●クラフトジンジャー「KOHARU GINGER」とは
名前にあるように、地サイダー(炭酸飲料)、ジンジャーエールです。クラフトジンジャー「KOHARU GINGER」は当社で醸造する手造りのクラフトマンシップのある地場産飲料です。
「KOHARU COLA」の姉妹商品として開発しました。
●クラフトジンジャーの開発経緯(実はKOHARU COLA発売と同時にスタートしていました)
当社の地ビールブランド「いわて蔵ビール」において、震災後の2009年から地場産麦芽でビールづくりの研究を行っておりました。その過程で清涼飲料水も開発しようと2010年ビール醸造技術を応用して実は地コーラの研究は行っておりました。商品開発はある程度完成し、展示会などで評判もよかったのですが、コーラの開発の途中から既存商品である地ビールがクラフトビールブームもあり、ビール醸造(既存商品の生産)することで手一杯になり一時中断しました。
2020年新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令、全国の飲食店への出荷も止まり、工場の余力ができました。特に、夜の飲食店へのアルコール需要が減り、当社も大変な時期を迎えました。時間と工場の余力もあることから、2020年4月頃から商品開発を再開させ、「KOHARU COLA」が完成いたしました。発売と同時におかげさまで、普段納品しないようなインテリアショップなどにも販売が加速し、お客様からのリピートも多くなりました。「KOHARU COLA」の発売と同時に、ジンジャーエールも開発しようと、試行錯誤し、今回9月に発売することになりました。
●「KOHARU GINGER」の特徴
KOHARU GINGERは、自然原料だけを使用し、また砂糖も一切使用せず醸造した炭酸飲料です。KOHARU GINGERの甘みの主原料は地元で育つ「小春二条大麦」です。小春二条大麦を糖化し、甘みをだします。これはビール醸造や水あめを作る過程と一緒になります。
また、様々な香辛料を使用します、ショウガはもちろんですが、カルダモン、黒コショウなど、ビール醸造で活用した手法を活かしています。
結果として、砂糖や香料を一切使用せず、天然素材だけを使用した炭酸飲料になります。
老舗酒屋が対象としていなかったお子様にも安心してご提供できる商品です。
●「KOHARU GINGER」のデザイン
「KOHARU COLA」のデザインは東北らしさ、地元を代表する地コーラになるために、こけしをイメージしています。その姉妹品ですので、同様なテイストのデザインにしました。
岩手は不思議な県です。そこで岩手の伝承で多い、神様・妖怪をモチーフにしました。河童、座敷童、雪女、天狗、青鬼、海座頭です。自然と一体化して語られる妖怪・神様こそ岩手を表現するにいいと思い、この形にしました。
コロナ禍でストレスの多いご時世ですが、味だけでなく見た目からもどこかほっとする飲料になってほしいという願いも込めております。
●KOHARU GINGERの販売戦略
当社のネット販売や自然食品のスーパー、宅配会社、オーガニックカフェ、インテリアショップなどに販売予定。また、当社がお付き合いのできなかった、高速道路のサービスエリア、道の駅などノンアルコールだと販売できるところで販売していこうと考えております。
●「KOHARU GINGER」の概要
商品名 :「KOHARU GINGER」こはるジンジャー
容量 :330ml
価格 :450円(税別)/495円(税込)
原材料 :麦芽、りんご果汁、レモン果汁、コリアンダー、ナツメグ、
ショウガ
保存方法:常温保存
賞味期限:8か月
製造会社:世嬉の一酒造株式会社(〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42)
TEL :0191-21-1144
<販売サイト>
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/craftginger
<世嬉の一酒造 HP>
【会社概要】
企業名 :世嬉の一酒造株式会社(せきのいち)
所在地 :〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
代表者名:代表取締役社長 佐藤 航(さとう わたる) 四代目 49歳
社員数 :20名
業務内容:清酒製造業、ビール製造販売、直売所(土産物)、
郷土料理レストラン、カフェ
大正7年(1918年)創業、岩手県一関市の老舗の造り酒屋。
「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指すように」ということで皇族閑院の宮様に「世嬉の一」と命名される。
1986年 清酒工場を縮小・移転し、遊休施設(蔵)を郷土料理レストラン、直売所などを設立。観光酒蔵としてリニューアルする。
1995年 地ビールブランド「いわて蔵ビール」を立ちあげる。
モンドセレクション金賞を日本のクラフトビール業界で初めて受賞、ワールドビアカップも受賞するなど、小さいながら世界で評価されるビール造りを行っています。最近ではその味のおいしさから国内だけでなく、海外(アメリカ、台湾、中国、シンガポールなど)にも輸出しています。
2011年 東日本大震災で大打撃をうけるものの、ファンや地域に助けられ存続。
2020年 コロナによる消毒液不足を聞き、ビール、清酒を蒸留し、消毒液アマビエ65を作成、その後、蒸留技術を活かし、クラフトジン 清庵-SEIAN-を立ち上げる。
2021年1月 以前から開発していたクラフトコーラ「KOHARU COLA」を本格生産、販売を行う。
2021年9月 クラフトコーラの姉妹品、クラフトジンジャーエール「KOHARU GINGER」を本格生産、販売を行う。
からの記事と詳細 ( 東北初!クラフトジンジャーエール「KOHARUGINGER」販売開始!コロナに負けない!岩手県の老舗酒蔵「世嬉の一酒造」の開発第三弾! - アットプレス(プレスリリース) )
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