国内のインディーゲームスタジオポケットペアが、『Craftopia』をSteamにて配信するようだ。Steamのストアページによると、2020年6月4日に早期アクセスが開始される予定。日本語にも対応している。
『Craftopia』は、世界の探索やクラフト、戦闘、自動化可能な栽培・採掘要素などを組み合わせた、自由に遊べるサンドボックス型アクションゲームである。本作の舞台は、資源や命の溢れる未開の惑星。広大な星には、謎の古代文明の遺跡や、大きな植物が生えた奇妙な森、巨大ワームの生息する峡谷、火山や空に浮かぶ島まで、多種多様なロケーションが待ち受けている。プレイヤーは、さまざまなロケーションを冒険し、遺跡の探検や、生物との戦闘が楽しめる。
また世界各地にあるダンジョンには、誰も見たことのないお宝が隠されており、強大なボスがダンジョンを守っている。動画やスクリーンショットでは、武器を背負った青い衣装の少女が、多数のスケルトンへ向かって回転しながら剣を振り回したり、盾を構えて敵の火球を弾き返したり、火矢を構える様子や氷の魔法を使うシーンが確認できる。複数人でドラゴンへ挑戦中の様子も映されているが、武器や魔法、クラフトした何かなどを使ってボスや生物と戦い、倒すことで素材やお宝が手に入るのだろう。戦闘や探索で使う技・魔法探索用のスキルは、スキルツリーによって習得し、スキルの習得に酔って冒険がよりダイナミックになっていくそうだ。
本作では作物を育て収穫し、市場で販売して、自ら農場を運営できる。一方で、ロボットを活用すると、農場運営も含めた自動化も可能だという。自動的に動くロボットは、木や石の採集から作物の収穫まで、ほとんどの作業を工業化できるため、作業が面倒な場合にはロボットを使うとクラフトと冒険に集中できるそうだ。冒険や採集によって集めた素材は、クラフトで組み合わせると3000種類以上のアイテムが作れる。クラフトできるものの中には、車やロケットも存在し、アイテムは3つの時代によって分類。
原始的な時代から始まり、ドラゴンの時代を経て天空の時代へとゲームを進めていくと、段階的にクラフトできるアイテムが増加していく。早期アクセス開始時点では、1000以上のアイテム、30以上のスキル、50以上のエンチャント、キャラクターの装備や火が干渉するシステムといったコンテンツが搭載されており、開発者の想定していない仕組みを作ることもできる「ユニークなクラフトビルドシステム」が採用されているそうだ。
そのほか、なんらかのボールを投げてキリンを捕獲するシーンや、動物たちに滑車を回させてエネルギーを得ているブラックな光景、落下する車から脱出して滑空する光景も確認できる。「何でもできるゲーム」とストアページにあるように、上記に収まらない多種多様な要素が搭載された、幅広い遊び方のできるゲームになっているのだろう。なお、本作はオンライン/オフラインマルチプレイに対応しており、サーバーを建てての協力プレイやPvPが可能。クロスプラットマルチプレイヤーへの対応表記もあるため、コンシューマー機でのリリースにも期待できそうだ。
本作を開発したのは、アセットを組み合わせて開発したというローグライトTD『Overdungeon』の開発元ポケットペアである。本作では、多くのメジャーなクラフトゲームを組み合わせて開発が進められており、全く新しいクラフトゲームに仕上がっているという。早期アクセスは、コミュニティからフィードバックを得るために実施。最低でも1年間の早期アクセス期間を経て、アイテムやギミック、エンチャント、スキル、更なるロケーションの追加を予定しており、バトルロワイヤルなどの新しいゲームシステムの追加も視野に入っているという。また、全てのコンテンツは早期アクセス期間中にプレイ可能となり、正式リリース時には価格が上昇する可能性もあると語られている。
『Craftopia』は、Steamにて6月4日早期アクセス開始予定だ。
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May 25, 2020 at 05:08PM
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サンドボックスアクション『Craftopia』Steamにて6月4日早期アクセス開始へ。探索や自動化など、“なんでもできる”国産クラフトゲーム - AUTOMATON
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