<東京パラリンピック・車いすラグビー:日本60-51デンマーク>◇1次リーグA組◇25日◇国立代々木競技場
16年リオデジャネイロ大会銅メダルで世界ランク3位の日本が、同7位のデンマークに勝利を収め、2連勝でグループの暫定首位に立った。
日本は25日に同1位で3連覇を狙うオーストラリアから大金星を挙げた“ダークホース”相手に18年世界王者としての意地を示した。第1ピリオド(P)から激しい攻防を繰り広げて転倒者が続出。第2Pまでの前半を30-26で折り返した。後半は相手のミスからボールを奪取。着実に得点を重ねて9点差で勝負を決めた。
日本代表唯一の女性で“守備職人”の倉橋香衣(かえ、30=商船三井)が勝利に貢献した。重要な局面で出場し、素早い判断で相手を食い止め、仲間たちの進路を空けて攻撃をサポート。障害が重い「ローポインター」として、派手さはないが絶対的エースの池崎大輔らのトライを演出した。 27日には、初の金メダルへ試金石となるオーストラリアとの大一番を迎える。
◆車いすラグビー 「ウィルチェアラグビー」とも呼ばれる。バレーボール球に似た専用球を投げ、ドリブル、転がすなどして前にボールを運ぶ。車いすの前後4輪のうち2輪がゴールラインを通過するとトライとなる。男女混合競技で、車いすを激突するなど攻守を阻止するタックルが認められている。選手の障害レベルは0・5点から3・5点まで7段階に分けられ、プレーする4人の合計は8・0点以内で編成する。倉橋のレベルは最も重い0・5。
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