湖西市の土屋清孝さん(69)が、東京五輪のメダルラッシュを祝うアート作品をミカンの皮で制作した。日本選手団が獲得したのと同じ二十七個の金メダルをさげ、悠々と泳ぐ魚たちを表現。毎週の土日、浜松市北区の竜ケ岩洞の屋外休憩所に飾っている。
作品は縦八十センチ、横百七十センチの水色の板に、ヒラメ、チョウチョウウオ、クマノミが次期開催地のフランスの国旗に向かって泳ぐデザイン。魚たちがつけている金メダルは、土屋さんの三人の息子が柔道の大会で手にしてきたものを使った。
一部の魚は着色をせず、ミカンの表裏の色の違いで体の模様を表現した。土屋さんはこれまで、皮が厚い甘夏やシークァーサーの皮を使ってきたが、今回は県産ミカンの主力品種「青島」で制作した。
土屋さんは「感動を与えてくれた選手たちへの感謝の思いから制作した。パラリンピックの選手たちの活躍にも期待したい」と話していた。 (小佐野慧太)
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