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Wednesday, September 1, 2021

【石川】職人 作家 遠くとも両輪 リモート制作 キリコの技 - 中日新聞

sanubaripanas.blogspot.com
アート作品の木製装置を仕上げる菊谷正好さん(右)と赤坂敏昭さん。制作用の図面はウルグアイの作家から届けられた=石川県珠洲市三崎町粟津で

アート作品の木製装置を仕上げる菊谷正好さん(右)と赤坂敏昭さん。制作用の図面はウルグアイの作家から届けられた=石川県珠洲市三崎町粟津で

 石川県珠洲市一帯がアートに彩られる「奥能登国際芸術祭2020+(プラス)」が九月四日に開幕する。二〇一七年の初開催からコロナ禍で一年延期を経た二回目の開催となる。感染防止で海外の作家が現地を踏めないが、住民は地域活性化に望みをかけ、前回参加して珠洲に魅せられた県外の人らは地域と交流を続ける。芸術祭へのそれぞれのまなざしを取材した。

 海を望み、ヒノキやアテ材の香りがする珠洲市三崎町粟津の建具店。能登地方の夏祭りの夜を鮮やかに照らす奉灯「キリコ」の部品となる木材も横たわる。

 二人のベテラン職人が、英語で指示された図面をにらんでいた。「現代アートやね」。直径二メートルの車輪に取り付けられたスタンプで地面に文様を刻む、全長七メートルほどの複雑な木製装置が描かれている。

 図面は、奥能登国際芸術祭の作品の一つ。参加する南米・ウルグアイのフェルナンド・フォグリノさんから届けられた。

 今回は新型コロナウイルス感染症の影響で、海外作家らが来日できない。芸術祭実行委を通じて地元職人二人に珠洲で代わりに一から組み立てるよう依頼があった。ほかにも十数作品が同様に、海外作家らとのウェブ会議などを経て現地住民らが制作を進める。

 八月中旬、作業は佳境だった。「どんな作品なのか、最初は全然分からんかったけど、形になった。キリコ作るより簡単や」。職人の一人、菊谷(きくや)正好さん(72)が冗談めかす。

 菊谷さんは五十年来のキリコ職人。高さ日本一とも言われる同市三崎町寺家の十六メートルのキリコも手掛けてきた。くぎを使わず、木材に突起や溝を施して組み合わせるキリコ作りの繊細な技術は、アートにも生きる。キリコを支える四本の柱は、太い角材をかんななどで削り、手作業で徐々に円柱に変えていく。作品のスタンプ部分は同様の方法で正円形に精密に成形された。文様のデザインも図面通り忠実に再現している。

 珠洲のキリコ祭りは、コロナの影響で二年連続の中止が相次ぐ。市内に十数人いたキリコ職人も高齢化で今は五人ほどに。「各地の人がこの作品を見て祭りやキリコに思いをはせてもらえるかもしれないと思うと、手は抜けない」

 菊谷さんと作業する、ふすま・障子職人の赤坂敏昭さん(60)も「地域の伝統技術と世界の現代アートの融合なんて珍しいでしょ」と言う。「珠洲で芸術祭をするからには恥をかくような作品にはできないから。喜んでもらえると思うよ」

 作品名は「私たちの乗りもの(アース・スタンピング・マシーン)」。伝統工芸品「珠洲焼」の文様のようなデザインのスタンプを、来場者自ら操作して同市蛸島町の鉢ケ崎海岸に刻んでいく。(この連載は加藤豊大が担当します)

【メモ】奥能登国際芸術祭=能登地方の里山里海や歴史文化をアートで発信しようと、石川県珠洲市などでつくる実行委が3年に1度開く芸術祭。初回は11の国・地域の39組が駅舎跡、古民家、自然景観などを生かした作品を制作し7万人余りが来場した。今回は、日本を含む16の国・地域から53組が参加して10月24日まで催す。石川県内でまん延防止等重点措置が適用される9月12日まで屋内作品公開休止。「私たちの乗りもの」も公開休止予定。


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Tuesday, August 31, 2021

みなとみらい・海の上の蒸留所で造るクラフトジン「NUMBER EIGHT GIN」、9月10日(金)から渋谷PARCOで開催の期間限定セレクトショップ「NEW ERA GIN」に登場! - PR TIMES

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NUMBER EIGHT GIN 750ml  3,850円(税込み)NUMBER EIGHT GIN 750ml  3,850円(税込み)

みなとみらいQUAYS pacific grill(キーズ パシフィック グリル)内に併設するクラフトジンの蒸留所、NUMBER EIGHT DISTILLERY(ナンバー エイト ディスティラリー)。横浜新港8号埠頭にある海の上の蒸留所で、蒸留所名にちなんで8種類のボタニカルと吟醸の酒粕焼酎を使用した‟レストラン屋”が手掛けるフレッシュボタニカルジン「NUMBER EIGHT GIN」を造っています。
  • 「NUMBER EIGHT GIN」とは
  •  

華やかさと力強さを併せ持つNUMBER EIGHTのスタンダードなドライジン

ベースとなるスピリッツは日本酒蔵の吟醸酒粕焼酎を使用。そこへ蒸留所の名前「NUMBER EIGHT DISTILLERY」にちなんで選んだ、8種類のキャラクターやストーリーを持つボタニカルを加え蒸留。吟醸酒粕焼酎が持つ香りと8つのボタニカルが絶妙なバランスを生み出します。最初に感じるのは、ふくよかな柔らかさを持つ華やかな香り。飲み進めるとパワフルな力強さを感じる、NUMBER EIGHTの個性が光るオリジナルクラフトジン。

◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
2019年度・2020年度/銀賞受賞
▼オンラインサイトからの購入はこちら
https://huge-ish.stores.jp/items/5e9eb879cee9ea06463ce4e1

<8つのボタニカル>
1・ジュニパーベリー
2・イエルバブエナ(キューバンミント)
3・レモンバーベナ
4・神奈川みかん
5・無農薬レモン
6・生ホップ
7・コーヒー豆
8・アボカドの種

HUGEが展開するレストランで常時使用している物や地元神奈川県産の物にもこだわったボタニカルには、それぞれのストーリーがあります。

▼イエルバブエナ(キューバンミント)
HUGEのレストランで提供する大人気のカクテル「モヒート」で贅沢にたっぷりと使用しているミントです。ミントと言えばスペアミントやペパーミントが有名ですが、モヒート発祥の地であるキューバではこのイエルバブエナが定番。HUGEのレストランでは、この本場のミントを使用することにこだわっています。

▼神奈川みかん
HUGEのレストランで提供するカクテルやデザートでも使用している、糖度の高いみかん。お世話になっているみかん農家さんにご協力頂き、地元神奈川県産の物を取り入れています。

▼国産生ホップ
NUMBER EIGHT GINを造る蒸留所が入るレストランQUAYS pacific grillには、ビール醸造所「NUMBER NINE BREWERY(ナンバーナイン ブリュワリー)」も併設しており、そこで使用される国産生ホップを使用しています。

▼コーヒー豆
こちらもQUAYS pacific grill内にあるコーヒー焙煎所「HAMMERHEAD ROASTERY(ハンマーヘッド ロースタリー)」で焙煎されるコーヒー豆を使用。実際にレストランで提供・販売するものと変わらないクオリティの豆を使用しています。

▼アボカドの種
アボカドではなく「アボカドの種」?と思われる方も多いのでは。HUGEの5つのメキシカンレストランでは人気メニュー「ワカモレ」を始めとしてアボカドを大量に使用します。そこで出た種を利用するというレストラン屋が作るNUMBER EIGHT GINらしいかなりユニークなボタニカルです。通常では廃棄するアボカドの種を再利用し、廃棄量を最小限に抑えるサステナブルな取り組みにも繋がっています。
 

  • 「NUMBER EIGHT GIN Double botanical(ナンバーエイトジン ダブルボタニカル)」も同時発売!


上品でまろやかな口当たり、繊細さの中にも調和の取れた贅沢なプレミアムクラフトジン

Doubule botanicalには名前の通り、通常の倍の量のボタニカルを使用。贅沢な量のボタニカルが、より深く、まろやかで、上品な味わいを織り成します。厚みのある味わいの奥に繊細さを感じる、プレミアムエディションならではの贅沢な仕上がりのドライジン。

◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
2020年度/銀賞受賞

▼オンラインサイトからの購入はこちら
https://huge-ish.stores.jp/items/6108c500a92a7834c699b3c6

2020年のNUMBER EIGHT DISTILLERYの1周年記念として限定蒸留したプレミアムエディション。HUGEの各レストランで提供したところ非常に好評で、また飲みたい、販売してほしいというお声を頂きました。多くのリクエストにお応えして、この夏より再度蒸留・販売を開始しました。今回の期間限定イベントでも「NUMBER EIGHT GIN」と共に販売いたします。
一般的にジントニックはライムを絞るのが定番ですが、このダブルボタニカルは何も入れずにそのままシンプルに召し上がって頂くのがお勧めです。

NUMBER EIGHT GIN Double Botanical 750ml  5,500円(税込み)NUMBER EIGHT GIN Double Botanical 750ml  5,500円(税込み)

  • 蒸留責任者 兼 コーポレートバーテンダー 深水稔大(Toshihiro Fukami)
熊本県生まれ。2006年、銀座RESTAURANT DAZZLEのオープニングメンバーとしてHUGEへ入社。
コーポレートバーテンダーとして店舗に立つ傍ら各レストランの商品開発、新店舗の立ち上げにも携わる。社内研修の講師として、バーテンダーの育成にも力を入れている。2019年、都市型マイクロディスティラリーであるNUMBER EIGHT DISTILLERYの蒸留責任者にも就任しジン造りをスタート。レストランだからこそ、バーテンダーだからこその視点を大切にものづくりを行う。
 

 
  • 「QUAYS pacific grill」 ニューアメリカンとクラフトを楽しむ今までにない体感型レストラン
様々なクラフトを実現する、新たな‟大人達の集合場所”。海に囲まれた横浜ハンマーヘッド内の2フロアからなる店内は、開放感のあるメインダイニング・テラスに加えて、レストラン内にビール醸造所・ジン蒸留所・コーヒー焙煎所を併設しています。存在感を放つバーカウンター、店内まで香りを漂わせるコーヒー焙煎所。そしてガラス張りのビール醸造所を見ながら螺旋階段を上ると、ジン蒸留所と落ち着いた雰囲気を醸し出すバーエリア。オープンキッチンを中心に広がるメインダイニングからはみなとみらいの景色が一望でき、まるで船上で食事をしているかのような気分を味わうことができます。

QUAYS pacific grill(キーズ パシフィック グリル)
神奈川県横浜市中区新港2-14-1横浜ハンマーヘッド1・2F
HP:http://quayspacificgrill.jp
Instagram:https://www.instagram.com/quayspacificgrill/
Facebook:https://www.facebook.com/QUAYSpacificgrill/
 
  • 「NEW ERA GIN」 あたらしいクラフトジンのセレクトショップ 概要
期間:2021年9月10日(金)〜2021年9月15日(水) ※会期中無休・入場無料
営業時間:11:00~20:00 (最終日は18:00まで) ※渋谷PARCOの物販店舗の営業時間に準ずる
場所:渋谷PARCO 1F COMING SOON
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 1F

「ローカル」「エシカル」「カルチャー」の3つのテーマを軸に、従来のお酒作りとは一線を画した新進気鋭のクラフトジンブランドが日本全国から集結。参加するのは、ジンを飲むことで‟ととのえる”時間を提案する「HOLON」、虎ノ門ヒルズの中で‟トーキョーローカルスピリッツ”をつくる「虎ノ門蒸留所」、日本酒造りの過程で廃棄されてきた酒粕を蒸留する「エシカルスピリッツ」、沖縄から島々の恵みを活かした飲み物づくりを探究する「ISLANDS BEVERAGE」、鹿児島から日本最古のハーブ園のボタニカルをつかう「JIN 7」、健康食品の製造過程で生まれた野草を中心に80種類の原料からつくる「YASO」、スリランカでお客様をもてなす際に飲むブラックチャイティーを表現した「BLACK CHAI GIN」、横浜新港8号埠頭にある海の上の蒸留所でつくる「NUMBER EIGHT GIN」、熊本の120年続く焼酎蔵が名産の柑橘などからつくる「jin jin GIN」の9組。

会場では、9組のクラフトジンをボトルで購入できるのはもちろん、ブランドを紹介する展示によって、その味わいをより深く理解できる構成となっています。それぞれの‟NEW ERA”な理由を知り、そのあたらしい味わいを、ぜひお楽しみください。
 


<販売商品>
・NUMBER EIGHT GIN 180ml                         1,500円(税込み)
・NUMBER EIGHT GIN 750ml                         3,850円(税込み)
・NUMBER EIGHT GIN Double botanical 750ml  5,500円(税込み)
 
  • 株式会社HUGEについて
株式会社HUGE(代表取締役社長 兼 CEO:新川 義弘)は、「街の資産となる」という理念の元、RIGOLETTO(リゴレット)やHacienda del cielo(アシエンダ デル シエロ)など国内に29店舗のレストランを展開。その街に求められているものは何なのかを考え、チェーン展開ではなく一つ一つ丁寧に街に合わせたレストラン創りをしています。また「スパニッシュイタリアン」や「モダンメキシカン」、「モダンアジアン」など独自の食のジャンルを確立し、レストランを通して新しい文化を創る役割も担っています。HUGEのレストランだからこそ体験できる、‟日常の中の非日常”をお楽しみください。
 

  HP:https://www.huge.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/huge_restaurant/
Facebook:https://www.facebook.com/huge.restaurant
 
  • 本件に関するお問い合わせ先
広報:原田
TEL:03-5724-6127  EMAIL:pr@huge.co.jp
 

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【大森由紀子のスイーツの世界】天才職人の菓子改革 - 産経ニュース

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大森由紀子のスイーツの世界

天才職人の菓子改革

シャルロット(商品提供 パティシエ・シマ)
シャルロット(商品提供 パティシエ・シマ)

フランス革命後に、それまで宮廷お抱えだったパティシエが町に出てお店を開いたことで、今まで知られていなかったお菓子が世の中に出回っていきました。 その潮流に続いて現れたある天才菓子職人が、フランス菓子をさらなる高みに導いていきました。アントナン・カレーム。くしくも革命の直前、1784年に生まれ、貧しさゆえ10歳で親に捨てられてしまいますが、食堂で下働きをした後、運良くバイィという一流菓子店で働くようになってから頭角を現していきます。

カレームは建築に興味を持ち、仕事をしながら図書館に通って建築学を勉強したといわれています。当時この店に出入りしていたタレーランという政治家がカレームの才能を見いだし、数々の重要な晩餐会(ばんさんかい)にパティシエとして起用。その流れでロシア皇帝、イギリス皇太子、ロスチャイルド家などのお抱えパティシエにまで上り詰めました。彼はお菓子も外交手段の一つとし、来賓をいかに創作菓子で喜ばせるかに心を砕いたのです。カレームがもたらした菓子改革は数知れず、例えば、それまでスプーンですくって焼いていた生地を絞り袋で絞るなど、新たな菓子作りを行い、シャルロットやクロカンブッシュといったお菓子を生み出します。後者はシューを高く積み上げるもので、フランス人が今でもウエディングケーキとして注文します。

◇

おおもり・ゆきこ フランス菓子・料理研究家。「スイーツ甲子園」(主催・産経新聞社、特別協賛・貝印)アドバイザー

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