青森市初となるクラフトビール醸造所「青森ブリューパブ」が同市安方のギャレスビル2階にオープンした。代表を務めるのは、弘前市でクラフトビール造りに取り組むギャレス・バーンズさん(36)。クラフトビールは3種類あり、醸造所の住所である「安方」を商品名に盛り込んだり、近隣の喫茶マロンが焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使用したりと、ネーミングや使用する食材も地元らしさにこだわった。
青森ブリューパブはクラフトビールを醸造・販売する専門店としてギャレスさんが2019年から準備を進めてきた。ところが新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年6月のオープンを断念。8月から弘前市の醸造所「ビー・イージー・ブルーイング」で醸造したビールや、ギャレスさん選りすぐりの国内外のビールを販売してきたが、より地域に特化したクラフトビールを提供しようと今夏からの販売に踏み切った。
店内にはあけびづる細工のランプシェードと津軽塗のテーブルが据えられた小上がりや、こぎん刺し模様の照明が特徴のカウンターなどを用意。地元の伝統を感じながら出来たてのクラフトビールを味わうこともできる。
営業初日の1日は地元の食材を使ったビールなど3種類が発売され、さっそく市民らが買い求めた。青森ブリューパブでは100種類を超える国内外のクラフトビールや、おつまみ、オリジナルグッズなどを販売している。営業時間は午前10時~午後7時。月曜定休。
【写真説明】オープンしたビール工房で笑顔を見せるギャレスさん(写真上)、青森ブリューパブで醸造したクラフトビールなどが購入できる(写真下)
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